食品循環構築システムのホームぺージにようこそ

 

「生ごみをアミノ酸が豊富な有機液体肥料・飼料へ変える製造装置」画期的方法のご紹介をします。

この方法は日本の課題であります環境省が進める「食品廃棄物の削減、食品ロスの削減」、農林水産省が進める「有機農業の推進に関する法律」に合致する画期的方法です。                  以下に開発の経緯、特徴などをご説明します。

     https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/attach/pdf/sesaku-1.pdf

 

       食品循環構築システムを開発の経緯

40年前にさかのぼりますが、オゾンを使った水質改善の研究が実を結び、通産省指導により普及を行う中、食品業界の現場から出る食品残渣を焼却処分している状況に「食品残渣は自然の原理・原則にはかり土に返すべきである」と考察していました。昭和59年、長年抱いていた考えを実現させるため、食品工場の排水処理を微生物によって行うことへの長い試行錯誤が始まりました。平成元年、群馬県粕川村に1反の畑を借り上げ、そこえ生ごみを持ち込んでテストを開始しました。様々な問題が次々の起こり、粉末にしたりペレット(小丸薬)にしたり、いろいろなトライ&エラーを繰り返した結果、生物が吸収しやすいイオン化すなわち液体にすることが最上の方法であるという結論を得て、「第1号有機土壌活性液製造装置」を完成させ、それを使って臨床実験、つまり農業利用のための栽培確認に8年もの長い時間を費やしました。そして平成10年に「群馬県新製品試作研究支援事業」に認定され、更に大型化への開発を進めることができ、113月からは公設市場、学校給食の残渣300kg/dayを処理しています。

 私たちの世代が犯してきた環境汚染を私たちの手で浄化し、肥沃な大地、きれいな大気、安心して飲める水を取り戻すため、今すぐ行動を起こさなければいけません。

 この有機土壌活性液製造装置の特徴は光合成細菌による乳酸菌発酵(1次)とアミノ酸発酵(2次)との2次発酵により良質のアミノ酸を作り出していることです。この有機土壌活性液により、まず化学肥料で疲弊した土壌を活性化させその活性化した肥沃な土壌にて野菜を栽培することで、栄養豊富でおいしい安心・安全な農作物を生産することができます。土壌が改善された強い土、強い農作物には外注はつきにくくなり、有機栽培農法を協力にサポートいたします。

  

   食品循環構築システムを「BePCCSと名付けました

この有機土壌活性液製造装置をBePCCSBio Eco Power Closed Cycle  System)名付けしました。日本をはじめ世界全体に普及することにしました。すなわち生ゴミ・食品残渣を利活用した有機土壌活性液(肥料)製造とその供給です。

以下に「BePCCS(ビーパックス)循環農法」をご説明します。

この農法は生ごみを資源として活かす最も理想的な食品廃棄物のリサイクル方法です。通常食品廃棄物から堆肥を作る場合、「発酵させた堆肥を作る」というイメージが強いですがBePCCS(ビーパックス)循環農法では、微生物の特性を生かして「乳酸菌発酵」と「アミノ酸発酵」との2次にわたる発酵により良質なアミノ酸を含む「有機土壌活性液」を作りだします。

BePCCSビーパックス)循環農法は自然の原理・原則に従い、微生物の力を借りて有機物(食品残渣など)を分解し、アミノ酸を中心とした、有機酸の有機土壌活性液を生成します。この有機土壌活性液を活用した農法がビーパックス循環農法で、農薬・化学肥料を使用しない農法です。有機土壌活性化液はアミノ酸を主体とした肥料のため、化学肥料を使用した農法に比べ高品質な農作物を生産できることでも注目されています。堆肥でなく液肥なので使いかっても大変よく利用しやすい大きな魅力の一つです。 

 

    ◎     化学肥料を使用した農法と「BePCCS(ビーパックス)循環農法」との違い

      化学肥料を使った従来農法:                                     農産物が成長するためには、タンパク質は必要不可欠です、タンパク質は20数種類あるアミノ酸が結合して作られています。化学肥料は農産物中のブドウ糖を消費して成長に必要なアミノ酸を生成します。農産物が成長するにつれて、ブドウ糖の消費量が多いために甘味が少ない農産物になりやすい。 

     有機活性液を使用したBePCCS(ビーパックス)循環農法:                     有機土壌活性液にはアミノ酸が豊富に含まれているため農産物中のブドウ糖の消費が少なくなり農産物中にブドウ糖が残ります。  

化学肥料で「硝酸からアンモニュームイオンそしてアミノ酸」の変化に必要となる2回分の大きなエネルギー(アデノシン3リン酸、アデノシン2リン酸)が不要となる。

つまり光合成で生成されるブドウ糖の消費が少なくなり、エネルギーのある甘い農作物が栽培できます。

     

◎有機活性液を使用したBePCCS(ビーパックス)循環農法の商品名は「GAIA」としました。

 

GAIA ガイヤの装置は 生ごみ有機発酵・液化装置の構造は

    わずか24時間で有機土壌活性液を作ります。食品加工場などの業者などから出る食品残渣を現  

   用して複合生物群の働きによって、液化発酵処理を行い、「アミノ酸を中心とした有機液体肥 

   料」を生成します。GAIAは生ごみ投入後24時間と極めて短時間で畑に戻せる状態まで液化発  

   酵処理をするため、毎日でる生ごみを円滑に処理することも可能です。

   また出来上がった液体は良質なアミノ酸と微量要素(ミネラル)を含み活性力の強い微生物の  

   酵素により土壌菌の増殖を促進するため、作物の粘りがよくなり丈夫で健康な作物ができま 

   す。

化学肥料で「硝酸からアンモニュームイオンそしてアミノ酸」の変化に必要となる2回分」の大きなエネルギー(アデノシン3リン酸、アデノシン2リン酸)が不要となる。つまり光合成で生成されるブドウ糖の消費が少なくなり、エネルギーのある甘い農作物が栽培できます。

   

      

 

食品加工工場などの業者から出る食品残渣を現用として、複合生物群の働きにより液化発酵処理を行い「アミノ酸を中心とした有機液体肥料」を生成します。

「GAIA」(有機土壌活性液製造装置)は生ごみ投入後24時間と極めて短時間で畑に戻せる状態まで液状化発酵処理をするため、毎日出る膨大な生ごみを円滑に処理することが可能です。

また、出来上がった液体は良質なアミノ酸と微量要素(ミネラル)を含み、活性力の強い微生物の酵素により、土壌菌の増殖を促進するため、作物の粘りがよくなり、丈夫で健康な作物ができます。


GAIA:食品ロス、食品廃棄物から有機液体肥料にして畑に散布するまでの写真公開


食品廃棄物の投入


食品廃棄物から有機液体肥料ができるまで


有機液体肥料散布から各種収穫物の例


有機農法の実証事業


GAIA :食品廃棄物、食品ロスを1日で液体肥料・飼料にする装置の動画紹介

下記のURLをクリックしてください。約3分30秒です。

   https://youtu.be/3Wm1G49sffI